寝起きに憂鬱感に苛まれる人がいます。
なぜ朝起きて早々に気分が落ちてしまうことがあるのでしょうか。
およそ健康な人からは理解し難いことですが、実際に寝起きの憂鬱感に悩まされている人が一定数いるのです。
放っておくと、うつ病に進展してしまうこともある危険な状態ともいえます。
今日は寝起きの憂鬱感についてフォーカスしていみたいと思います。
寝起きの憂鬱感の原因
あなたは毎朝の寝覚はいかがですか?さわやかでしょうか。それとも眠たいですか。それとも憂鬱でしょうか。
寝起きに憂鬱感を感じてしまうことは、健康な状態であればまずそんなことはないのですが、一定の環境や条件によって憂鬱感が寝起きから感じてしまうことがあります。
では早速、朝の寝起きで憂鬱感を感じる要因について考察してみたいと思います。
尚、この件に関しては研究機関から明確な研究やエビデンスが出ているものではなく、現時点で考えられる可能性について言及するため、あくまで参考程度に留めてください。
寝起きの憂鬱感の原因
その1 強いストレスや不安状態
普段から、強いストレスや不安の状態が慢性的に続いていると、頭から問題が離れません。常に意識をしているために、朝起きてすぐ、ストレスや不安を感じ憂鬱感が出てしまうというパターンが考えられます。
特に、解決できない悩みや過去の記憶を思い出しては悔やむ傾向の人に多くみられます。これは私のカウンセリング1,000例以上を検証してきた結果感じることです。
その場合、根本的なストレス原因や不安材料を取り除くことで多くの人が解消に向かっています。
なかなか考え方を変えることで解決に至っている人は少数というデータが私のもとにはあります。
やはりストレス源がそのまま存在しているというのは寝起きの憂鬱感には大きな影響があるようです。
その2 遺伝や脳内ホルモンの影響
寝起きで憂鬱感を感じる人の中には、遺伝によって脳内ホルモンのバランスが悪い人がいることが脳科学の分野でわかってきています。
特にセロトニンという情緒に寄与している脳内ホルモンがあるのですが、別名幸せホルモンとも呼ばれています。
これの分泌が生まれつき少ない人がいることがわかってきています。
そういうタイプの人は寝起きに不安や憂鬱感を感じやすい可能性が高く、少々のストレスでも影響を受けてしまっている可能性があることが考えられます。
この場合は、自己肯定感を普段から高めておく必要があったり、ストレスに強いメンタルを身につけておくことが有効です。
私の生徒さんにも、自己肯定感を高めるために私のもとで学んでおられる方もいます。
参考サイト:医療法人社団 平成医会医療法人社団 平成医会
その3 自律神経の乱れ
これは私の経験でもあるのですが、自律神経の乱れが原因で寝起きから憂鬱感を感じてしまう人がいます。
特に睡眠のリズムや生活リズムが悪い人は自律神経を乱しやすく、寝起きに気分が落ちていることもありえます。
私の場合、自律神経失調症を若い頃に10年以上経験し、慢性的な体調不良や寝起きの憂鬱感を強く感じたことも多々経験しています。
自律神経失調症への不安が積もり積もってストレスや不安となり、より憂鬱感を悪化させてしまっていた可能性もあります。
自律神経失調症は、今はそれなりに有効なお薬も出ていますが、基本は生活リズムとメンタルのバランスです。
自律神経の改善だけでなく、幸せな生き方していくためには、メンタル、食事(栄養)、生活リズム、最適な運動、コミュニケーション、お金の自由、時間の自由など、トータルパッケージで健康管理をしていくことがとても効果的です。
私の講座でも、7バランスとして、これらの質を高めるレクチャーをしております。
これら7つの項目を充実させることで、自分の幸せを最大化させることができるのです。
まとめ
寝起きの憂鬱感の原因として考えられる可能性
- 強いストレスや不安の状態化
- 遺伝による脳内ホルモン
- 自律神経の乱れ
改善に役立つ筆者お勧めの方法
- メンタル
- 食事
- 運動
- 生活リズム
- コミュニケーション
- お金の自由
- 時間の自由
上記の項目のなかでどれが不足しているのか、どれができているのか自分なりに確認しましょう。
7バランスの質をどれだけ高めていくかが幸福な人生に比例すると私は考えます。
起業・副業コンサルタント・心理カウンセラー(臨床経験3,000例以上)
プロフィールはこちら