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先を読む力の鍛え方 5つの視点

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先を読む力。とても抽象的で難しいものですね。この力があればどれだけ人生が楽に有利に進められるかと思っている人も多いはず。

ただ先を読むといっても短期、中期、長期とあります。が大切なことは長期的視点です。サッカーでパスを出すタイミングみたいな、瞬間的な先を読む力は私にはお伝えできません。

ここでは自分のビジネスの将来や時代を読むというような視点について、これから自分のビジネスを展開していきたい初心者向けにフォーカスしたいと思います。

いわいる先見の明というものですね。

この読む力の鍛え方ってあるのですか?という質問を頂くことが過去にありましたので、今日はこの力というものの本質みたいなものが何なのか、私なりの考察をお伝えしたいと思います。

先を読む力の鍛え方

先を読む力といっても何の先を読む力かによっていろいろあるのですが、ここでは一番質問の多いビジネスや世界の潮流みたいな部分の先見力についてお伝えします。

鍛え方というと微妙ですが私が先を読む時というのは、概ね自分のビジネスが本質的に時代を超えて通用するのか、通用しない場合に変化できるのか、この先の時代や人がどう変化していくのか。このような視点を一番に考えます。

正直なところ、先をどれだけ読んだところでなってみないと正解かどうかはわかりません。しかし、ビジネスに関していうと、概ねどのような流れになっていくのかについては、ある程度予想が立ちます。

先を読む場合は次の項目に着目するのが鉄板です。

全てにおいて長期的視点が必要です。

  1. 人口動態予測
  2. 所得の二極化
  3. 世界のトレンド
  4. 社会の機運
  5. 自分の専門分野の質

1 人口動態予測

人口は時代の流れを読む上で重要なポイントです。当たり前のことではありますが、一応お伝えしておきます。

日本の人口は統計やこの先の動体予測をみるだけで、社会がどの方向にシフトせざるを得ないのか予測できますよね。

あなたもよくお分かりの超高齢化社会に日本は進んでいきます。国のGDPは益々低下し、可処分所得もしばらく減っていきますし円安も進むでしょう。

人口比率は高齢者が増えて若者の比率が下がるので、当然ビジネスやライフスタイル、税制までもが大きく変化せざるを得ないですよね。

例えば、カフェのチェーン店の顧客ターゲット層はお店にもよりますが、その多くは高齢者をターゲットとしている企業が大半です。

5年後、10年後、世代がどうなっていくのかによって今あなたが携わっているビジネスのターゲットは増えるのか減るのか、そもそもニーズがあるのか一定の予測は立ちます。

今から、若者向けのビジネスをするとなると市場規模、客単価、ニーズなどかなりニッチな市場というのが容易に予測が立ちます。もちろんニッチな市場だから稼げないなどというものではありませんが。

2.所得の二極化

所得格差が広がっていますよね。これは日本だけでなく世界的にです。あなたが関わるビジネスはどちらが対象となりますか?

8割の低所得者向けか2割の高所得者向けか。要はお金持ち相手か庶民相手か。

薄利多売か厚利少売か。どちらもやり様です。

3.世界のトレンド(思想や技術確信)

世界の潮流というものは、時間差で日本にも影響していきます。例えば、代表的な例では、自動車やIT、エコ技術が顕著ですよね。

特にトヨタ自動車のハイブリッドエンジンは今でも素晴らしい燃費と出力も高く、売り上げの多くをしめています。

ただ今はハイブリッド車が非常に売れていますが、お隣の中国やヨーロッパでは電気自動車が国の強力な政策推進によりどんどん増産されています。バッテリーの充電スタンドを増産し、バイクまでバッテリータイプが普及しています。

これまでガソリンエンジンは先進国のお家芸みたいなものでした。ガソリンエンジンと比較すると電気自動車は複雑なパワーユニットを必要としません。

開発の課題は航続距離と安全性だけに絞られます。そうなると、企業としては今後の自動車は専売特許のようなブラックボックスは少なく開発しやすい電気自動車へシフトしていくのではないでしょうか。消費者としても、エコの潮流もあり脱石油の傾向が強くなっています。

この先はトヨタも電気自動車に舵を切るか、自動車自体の販売や収益モデルを工夫するなど業態を変化させないとこれまでの様に盤石に生き残っていくのは厳しくなるでしょう。

ITでは5Gが2020年から導入が開始されます。ただの高速通信になるだけでなく、自動運転技術や医療などの分野でも通信システムの改革により遠隔診断や治療など大きな変化が予想されます。

世界的なエコの推進によって、レジ袋やトレー、割り箸、ストローがマイナーとなり、パッケージ会社も大きく舵を切らなければならないフェーズにもう何年も前から入っています。

もっと昔で言えば、フローリングの普及で畳の消費が著しく低下しました。屋根の瓦も今はカラーベストになり、最近ではソーラーパネル型の屋根がトレンドです。

要するにまとめるこれからの時代は今よりもはるかに「節約の時代」になるということだけは確かです。これだけでも時代の先を読む力を付けることになりますよね。

そこで大事になってくるのが次の項目です。

4.社会の機運

社会の機運が予測できると自分のビジネスにも大きな恩恵が得られます。

今は守りの時代か攻めの時代かというと守りの時代でしょう。

例えば、経済不況が長期的になったり、社会的な大災害があった後だと、人々は癒しを求めます。そうなるとスピリチュアルが流行します。人々は希望を求めるからです。

癒しの時代が続いて希望に満ちてくると経済活動がより活発になります。昔は日本という国は自虐的な歴史観を教育されていました。

最近では、もう少し自信を持つべきということで自分たちを肯定する機運が主流となってきています。こうなると、人は自分らしさや自己の可能性を求めて自由な発想が増えるのではないでしょうか。

新しい働き方や新しいビジネスがどんどん生まれてくることが予測できます。そうなると、これまでの常識が古くなりますので、どんどん自分らしく価値提供できる新しい生き方に目覚める人も増え始めるのではないでしょうか。

5.自分のビジネスの質

あなたが取り組んでいるビジネスの質がこの先の時代にマッチしているのか。あるいは、あなた自信が変化していく柔軟性を持っているのか。自分のビジネスの質を観ることもポイントになります。

単純な話、機械にとって変わる仕事であれば、いずれ消滅します。社会への貢献度が低いことも収益は低くて当たり前です。

ビジネスはどこまでいっても価値と価値との交換であり、どれだけ顧客に喜んでもらえるのかがポイントです。

喜んでもらえないビジネスは衰退します。

私が常々言っているのは

「関わる人の数」x「喜ばせた量」(価値提供)=「収益」ということです。

この部分は本質となります。あなたの仕事は価値を提供できていますか?

問題や悩みを解決してあげて大きく喜んでもらえていますか?それはこの先も可能ですか?

まとめ

先を読む力を鍛えるコツは、常に自分なりの長期的視点を持っておくことです。

  • 人口動態
  • 所得格差
  • 世界のトレンド
  • 社会の機運
  • 自分の専門分野の質

当たり前の話ですが、今からコンビニ経営やタピオカドリンクをやる人はいないと思います。といいますか飲食店ほど難しい事業はありません。

それなりの情熱、戦略、準備がないとおいそれとは成功しません。あまりに自分の在り方が分かっていなかったり、マーケットを調べなかったりする人もいます。

人生を豊かにする秘訣は自分の正体を知ることからです。心理を学び自分の生き方を見つけ、思考力、客観力、分析力、先見力などメタ認知的な部分を伸ばすことが豊かな人生をおくる秘訣と私は考えます。

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